1990-06-20 第118回国会 衆議院 法務委員会 第10号
一つは、この訓示でおっしゃっているのは、個々の裁判官がやはり生活にゆとりを持つことの大切さということを十分認識して、そして今まで例えばだらだら仕事をしているというようなことがあれば、そういうことでなくて、仕事すべきときはし、休むときは休む、要するに執務の仕方にめり張りをつけて自由な自分の時間を生み出す、そういうことを心がけよということでございまして、裁判官の意識改革あるいはこれに基づく執務方法の改善工夫
一つは、この訓示でおっしゃっているのは、個々の裁判官がやはり生活にゆとりを持つことの大切さということを十分認識して、そして今まで例えばだらだら仕事をしているというようなことがあれば、そういうことでなくて、仕事すべきときはし、休むときは休む、要するに執務の仕方にめり張りをつけて自由な自分の時間を生み出す、そういうことを心がけよということでございまして、裁判官の意識改革あるいはこれに基づく執務方法の改善工夫
ただ、残念なことは、長官がそこでおっしゃったそのゆとりを得るための手段として「執務方法の改善、工夫」ということを特に挙げておいてになる。
裁判所としても、このような時代の流れを踏まえ、執務方法の改善、工夫等によりゆとりを生み出し、これを活用し得るよう、その環境づくりに努めるべきものと考えます。」こういうふうに長官の訓示が述べられておるところでございます。
第三に、このコンピューター化は職員の執務方法や健康等に重大な影響を持つと考えられますので、唯一の職員団体たる全法務労働組合とその実施について十分協議して行うことが必要であるのであります。法務当局も、今この全法務労働組合と誠実に協議を続けていくことを私どもに確約しておる現状であります。
最高裁判所自体としては、最高裁判所の事件促進のためにいろいろな規則を作って、あるいは調査官その他書記官等の執務方法を考えるというようなことをしてやって参りましたのでありますけれども、何と申しましても、当時最高裁の訴訟遅延に対しては相当世間から御非難がありました。結局、政府においても、法制審議会において司法制度部会を設けて、そうして最高裁判所の機構改革に手を染められたのであります。
それから行政運営の点でございますが、過日閣議で行政運営に関する決定もいたしまして、それらの趣旨は、この定員法の改正にあたりましても、名省の事務の簡素合理化並びに執務方法の改善という点におきまして、それぞれ各省においてくふうをいたしまして、一部分盛り込んでおる次第でございます。
なお将来の方針といたしまして、行政機構の内容をさらに検討するがためには、行政審議会というようなものを設けまして、あるいは別に法令整理本部というものを設けまして、政府が現在やつている仕事の内容で、それがほんとうに必要かどうか、多少省略し得るものがあるかどうかということをしさいに検討し、役所の仕事の執務方法、やり方、機構、いろいろな点を十分研究いたしまして、今後仕事が減る、また仕事の能率を上げるということによつて
なお将来の問題といたしまして、今後さらに行政審議会を設けまして、行政機構の改革、それから行政運営の再検討、それから執務方法の改善というようなことをいたしまして、さらに国費の節約をはかつて行きたい、こういうふうに考えておる次第であります。
そのほかに、執務方法の改善とか、あるいは今まであつた法律をやめるとか、あるいは、たとえば許可制度があればそれをやめるとか、届出制度をやめるとかいうことによつて当然人が浮くというようなことに対する人員整理もあると思います。
而して整理は、主として庶務、会計、人事のごとき管理事務について行われるのであつて、庶務、会計の事務は会計法規の改廃等による事務の簡素化により、又人事事務については人事院規則等の改廃等による事務の簡素化に伴つて人員の整理が行われるのである、なお又、人員整理後においては、執務方法の改善等、事務能率の増進によりまして、支障なきを期することができるという説明でありました。
人事管理の点についていろいろ御注意をいただいて参つたのでありますが、経営に関しましては、サービスの向上、新規施設の増加に伴いまして、現在の定員をもつてしましては不十分でありまして、これが充足について今後努力いたしたいと思いますが、さしあたつては定員の配置を合理化し、執務方法を改善いたす等、各般の措置を講じまして、事業運営に遺憾ないようにして参る考えであります。
なおまた私どもは常に一般輿論の批判を聞くということに、非常な重点を置きまして、先般国税庁に苦情相談所を設けまして、主として職員の態度あるいは執務方法等に関する納税者の声を聞く。
凡そ官廳の事務がまだ旧態依然たる方法で一向に近代的に簡素化され、スピード化されていない現在、いわば近代的にビジネス・ライクに処理されていない現状におきましては、ただ定員を抑えても肝腎の執務方法がそのままであつては、却つて事務の澁滯を來たして、結局國民に迷惑をかけることになると思います。
そうなれば必然的に執務方法の大変革を伴うことになるわけですが、これに対してどういうお心組みがあられるか。言いかえれば御準備があるか、大臣もしくは次官からでもお伺いできれば非常にけつこうと思います。
今までのこの六箇月間の監察はいわば総論のごとき監察をいたしまして、役所の事務が非常に遅延をいたす、あるいはまた役所の事務のとり方がすこぶる非能率である、あるいはまた役所の役人が昔ながらの官僚的態度でもつて執務をいたし、いわゆる民主的な執務方法に移りきつていないという方面のこの氣風を是正をいたしたいというところに主眼をおいたのであります。
そうしてただ型のごとく形式的の執務方法をもつてして滿點なりと心得ておるのでございます。わが裁判所部内におきましては、昔から非常な審理に對する誤解があるのでありまして、たとえば、司法官試補の修習にあたりましても、どちらに認定してもよろしい筋が通つておればどちらを勝たしても負けさしてもよろしいということを、指導官みずから仰せになるのでございます。